赤ワインを飲むとなぜ歯の汚れを誘発してしまう?

赤ワインは、ポリフェノールが豊富すぎて歯の汚れも…

抗酸化作用やアンチエイジングといった健康・美容面での効果を期待して、赤ワインを毎晩口にする方も多いのではないでしょうか。

たしかに赤ワインには、カテキンやタンニンのほか、肝機能改善などにも効果が期待できるアントシアニンといったさまざまな種類のポリフェノールが含まれていますが、これらは、同時に歯を黄ばみやすくする作用があるとも言われています。

したがって、赤ワインを飲む機会が多くなれば、それだけ歯が黄色くなりやすいといっても過言ではありません。

とくに、寝る前に赤ワインを飲み、眠くなってそのまま朝まで寝てしまうようであれば、歯の黄ばみは進みやすくなりますよ。

赤ワインで歯が黄色くなるメカニズムとは

もともと、歯の表面には、歯の健康を維持するために必要なカルシウムなどのミネラルが溶けださないよう、唾液中に含まれるたんぱく質によってコーティングがなされています。

赤ワインを飲んだときには、このたんぱく質成分が赤ワインに含まれているポリフェノールと結びつくことによって、歯の着色汚れとなり、時間が経過するにしたがって取り除くことが難しい「ステイン」に変化していくのです。

歯の表面についたばかりの着色汚れであれば、歯磨きをすることで簡単に取り除くことができますが、赤ワインを飲んでから1時間から2時間程度経過した後には、色素沈着が始まるケースもあり、セルフケアだけでは完全に取り除くことができない場合もあるようです。

赤ワインのブランドや飲み方によっても、歯の黄ばみ方が違う?!

赤ワインによる歯の黄ばみ具合は、赤ワイン自体の色の濃さや飲み方によっても変わってきます。

濃い色の赤ワインほど歯に着色汚れが付きやすく、テイスティングをするように、口に含ませて飲むことが多い人は、色素沈着するタイミングも早まる傾向にあるようです。

要するに、どれだけ長い時間、赤ワインが口の中に残っているかによって、歯の黄ばみの進行度合いも変化するわけです。

また、歯の定期的なお手入れが行き届いておらず、歯石や歯垢が多い人は、その部分に赤ワインの色素が入り込みやすいため、1日か2日後には、歯の黄ばみが進んでしまうこともあるようです。